2020年05月15日

Have You Ever Been To Electric Ladylandの謎解き中です

コロナウィルス感染予防のため、4月からギターレッスン自粛中です。

その間、これまで出来なかったことをいろいろとやってまして。先日から名曲「Have You Ever Been (To Electric Ladyland)」の解明に取り組んでいます。

リリースから50年、私がこの曲を初めて聴いてから40年以上経って、ようやく時間が取れました。長かった...

Electric Ladyland
Jimi Hendrix - Electric Ladyland


まだ途中なのですが、どんな感じで進んでいるか、ちょっと報告です。

こんな曲です。



サウンドエフェクトで構成された...And The Gods Made Love(これもいつか解明したい...)に続く、実質このアルバムのオープニング曲です。前作AXIS : Bold as Loveでは、強烈なSpanish Castle Magicでスタートしたのに対して、カーティスメイフィールド味が満載のこの曲が選ばれたのが超おしゃれ。

当時のジミのファンは強烈なハードロックを期待してたはずで、なんじゃこりゃと思った人も多数いたのではないかと予想します。2分我慢して、次のCrosstownTrafficを待つ中学生が目に浮かびます。

おまけにこの曲は、コードが変わるタイミングがとても不規則に聴こえます。変拍子なのかなとずっと思っていました。サビも無いし。歌詞も竜宮城へいらっしゃい的に思え。ライブでも演ってない。などなど...40年後回しになってました。

それでも、リトルウィングで聴いた、独特の音使いがこの曲でもふんだんに聴こえ、一度しっかり聴きこんでみたいと、ず〜っと思っていた曲です。


で、これまで聴いてみたところ。

キーは半音下げのA。コンサートキーAbです。変拍子ではなく、4/4に収まりますが、コードチェンジのタイミングを工夫してあることで、3/8、3/4、5/4などが混ざっているように聴こえます。最初のコード進行A→C#m→G#mが、ラテンのリズムパターンで進行します。このリズムパターンが楽曲の肝ですね。面白いです。

ギターは、例のきれいなコード担当と、レスリーがかかったリード担当の2本が入って(ひょっとしてもっと入っている?)いますが、曲を支えているのはベースです。明らかにジミが弾いていますね。

というわけで、ベースを全部耳コピしたという(^^) そんな状況です。めちゃカッコいいベースですよ。この曲のギターは効果的なところにだけちりばめてあって、ギターだけで成り立つサウンドでは無いように感じました。もう少し聴きこんで、ギターの美味しい部分を探してみます。出来れば、リトルウィングみたいに、ギター伴奏だけで演奏できるようにしたいですしね。YouTubeに弾いてみた動画がいっぱい上がっているようなので、それらも見てみたいと思います。

やっぱジミの作る音楽は深いです。

→続きを書きました


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jimi_hendrix_experience at 16:33│Comments(0)clip!ジミヘン雑記帳 
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